ベトナムの海外最大の鶏糞肥料の輸入国は日本で、その輸入量は年間10万t。
しかし、有機栽培の技術は、農民にあまり普及していない。
我々は、2017年から2019年までベトナムの農民連合(国営営農組織)と連携して 有機栽培のセミナー、現地指導を行ってきた。
有機栽培の作型をアプリで情報提供し、ユーザーの栽培している作物規模に合わせて、量を提示し、アプリ内で販売。同時に防除のための有機農薬も販売。
栽培日誌や農具の販売サイトもアプリ内に併設。
アプリで販売する肥料は、日本から輸出した発酵鶏糞と灰。現地の椰子殻灰をブレンドして、農民連合経由で引き渡します。
ベトナムの農家の平均月収2万円。特に、少数民族は貧しい。
我々は、発酵鶏糞肥料でできた作物を買上げて、フェアトレードで日本に輸入している。
肥料を寄付して、それを現金化して、家を改築してもらっている。